01 処理系とデータの分離・データの信頼性

学校で公式に、あるいは集計ツールとして私的に、電子化された「出席簿」をお使いになっている先生も多くいらっしゃるはずです。
その殆ど全てがEXCELによるもので、次のような構造を持つBOOKでしょう。

・生徒名簿などと名付けたシートに、学級の全生徒名が格納されている。
・土日祝祭日と夏休みなどを網掛けした、四月から翌年三月までの枠組みシートが予め用意されている。
・個々の出欠席状況は、該当月シートの該当箇所に、手作業(キーボードまたはマウス操作)で入力する。

よって年度末三月には、このBOOKの中に年度初め四月以降、年間の全データが格納されています。

そのデータは、完全に信頼できますか?

意図してではなくなにかの拍子で、気づかぬままに異なる月の異なる生徒のデータに触れた可能性はありませんか?

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