〇普通学級の学級担任は「生徒マスタ」をデータ化し、学級名簿を構成しなくてはなりません。
ここで「☆年◇組の生徒マスタ」とは、
・出席番号 (必須)
・氏名 (必須)
・性別 (必須)
・転入日付 (該当者のみ)
・転出日付 (該当者のみ)
・特支在籍 (該当者のみ)
の六項目です。
〇「特支在籍」者のデータ化には、以下を留意してください。
・特支在籍者も交流学級の一員として、交流学級の担任がデータ化します
・特支に在籍者する旨は、学校詳細情報に含まれる「特支学級・愛称」を持って、その旨をデータ化します
〇「転入日付」は重複する意味を有します。
・その生徒が「新入生」であれば、1年時の4月1日、です
・その生徒が「転入生」であれば、転入生として受け入れた日付です
〇「転出日付」も重複する意味を有します。
・その生徒が「在籍」していれば、3年時の3月31日、です
・その生徒が「転出」すれば、相手先校が受け入れた日の前日です
※転出入の「日付」データ化にあたっては、カレンダコントロールを実装しています。
この箇所には、角田桂一さんの手によるクラスを、組み込んでいます。
http://addinbox.sakura.ne.jp/
http://addinbox.sakura.ne.jp/Excel_Tips06_3B.htm
TheShussekibo7_Chap-4.zip
〇ファイル概要
“TheShussekibo7_Chap-4.zip”には以下をパックしています。
・Chap-4.txt
本ファイル
・出席簿7操作手順書_Chap-4.pdf
普通学級の担任が学級名簿を構成する「操作手順書」です。
・TecNote_Chap-4.pdf
いわゆる「生徒マスタ」の格納技法を記しています。
性別など生徒属性のビット制御、年・組・番とマスタ実体との結合、等々本システムの根幹です
併せてカレンダコントロールの実装技法を記しています
・TheShussekibo7_Chap-4.xlsm
普通学級の担任が学級名簿を構成します
次のシートが追加されています
学級名簿
・次の標準モジュールが追加されています
CalenderProc
法定の祝祭日と土日を含む月ごとのカレンダを生成します
いくつかの日付データ支援関数を含んでいます
(この章で使用するのは、転出入に関わる年度確認関数だけです)
次のクラスが追加されています
clsDTPickerOnCombo3.cls
3個のフォームが追加されています
UserForm32
学級名簿シートの中で、特支在籍と転出入に関わる詳細情報を扱います
UserForm33
転出者の詳細情報を個別に扱います
UserForm34
転入者の詳細情報を個別に扱います
※ここまてで、学級名簿取り扱いの基本構成、が整いました。
以降、この上に出欠席情報の取り扱いを実装して「出席簿」に至りますが、成績情報の取り扱いを実装して「成績処理」も構成できます。